「Boseki ni tatazumu KMR」の版間の差分

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『'''Boseki ni tatazumu KMR'''』は、[[キト・ミズクミローバー|kito-mizukumi rouber]]の1作目のアルバム。
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『'''Boseki ni tatazumu KMR'''』は、[[キト・ミズクミローバー|kito-mizukumi rouber]]のデビューアルバム。
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[[Image:200802boseki.jpg|right|150px]]
  
== タイトル ==
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== タイトルの意味 ==
推測だが「墓石に佇むKMR」か?
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「墓石に佇むKMR」?
  
 
== リリース ==
 
== リリース ==
[[1979年]][[9月25日]]にアルファレコードより[[レコード|LPレコード]]、[[カセットテープ]]の2形態でリリースされた。 初回プレスはクリアーレコード仕様(イエロー)であった。
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2008年2月2日に[[PaPa Records]]よりCDでリリースされた。
  
== 曲解説 ==
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== 収録曲 ==
=== A面 ===
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#'''[[yELLOw cLASs]]'''
#'''[[テクノポリス (YMOの曲)|TECHNOPOLIS]]''' (テクノポリス)
+
#'''[[kAYo bi]]'''
#:詳細は「[[テクノポリス (YMOの曲)]]」を参照。
+
#'''[[kAMi No kUZUKAGo]]'''
#'''ABSOLUTE EGO DANCE''' (アブソリュート・エゴ・ダンス)
+
#'''[[dOKKARADEMo uTTEKOi]]'''
#:[[沖縄音楽]][[インド]][[歌謡曲|歌謡]]と[[ディスコ (音楽)|ディスコ]]の要素を取り入れた作品。リズムの跳ね方は沖縄音楽の比率を14:10と分析した結果が使われている<ref>[[2010年]][[6月12日]]Eテレ「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」での放送より。</ref>。合いの手風のヴォーカルとして[[サンディー]]が参加。
+
#'''[[siNCHakUMu]]'''
#'''[[ライディーン (YMOの曲)|RYDEEN]]''' (雷電/ライディーン)
+
#'''[[oUt cORPs]]'''
#:詳細は「[[ライディーン (YMOの曲)]]」を参照。
+
#'''[[tUKiGa aKARUKUTe mODORENAi]]'''
#'''CASTALIA''' (キャスタリア)
+
#'''[[C]]'''
#:速いテンポの曲が続いた後に静かに流れる、坂本のピアノを主体とした曲である。重く、落ち着いた印象のこの曲はアルバムの中でも異色の存在感を放つ。録音当初のタイトルは「サスペリア」だった<ref name="YMO Magazine" />。映画『[[惑星ソラリス]]』からインスパイアされたと言われているが、直接的には[[武満徹]]の音楽から影響を受けている<ref name="YMO"/>。作曲した動機は「彼女のため」である<ref>[[1999年]]刊「skmt坂本龍一」より</ref>。初期YMOのライヴでは1曲目に演奏されることが多く、DVD『Visual YMO:the best』やアルバム『[[ONE MORE YMO]]』にも収録されている。
+
#'''[[fUNSOKU KAiTEn gOMu uDOn]]'''
  
=== B面 ===
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== クレジット ==
#<li value="5">'''[[ビハインド・ザ・マスク (曲)|BEHIND THE MASK]]''' (ビハインド・ザ・マスク)
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[[kito-mizukumi rouber]]
#:詳細は「[[ビハインド・ザ・マスク (曲)]]」を参照。
+
* [[PAPEKYOWANCE PYOROTOMY]] - Guitar、Vox
#'''[[デイ・トリッパー|DAY TRIPPER]]'''(デイ・トリッパー)
+
* [[TECONDO OOKUNINUSHINO MAKOTO]] - Guitar、Vox
#:[[ビートルズ]]中期のナンバーの[[カバー]]。[[かまやつひろし]]がカバーしたバージョンに[[ディーヴォ]]の影響を受けたアレンジを行っている。ギターで[[鮎川誠]]が参加ヴォーカルは高橋のオクターブ・ユニゾンで歌った裏声をハーモナイザで機械的に加工している。高橋は気持ち悪がったが、細野が気に入っている。録音当時の鮎川は4/4拍子から5/4拍子に変わる部分で戸惑ったが、涼しい顔を作って懸命に演奏を続けたという。YMOのワールド・ツアーではかなり盛り上がる曲であった。
+
* [[PAPA BIG PAPA]] - Drum、Vox
#'''[[インソムニア (YMOの曲)|INSOMNIA]]''' (インソムニア)
 
#:詳細は「[[インソムニア (YMOの曲)]]」を参照。
 
#'''SOLID STATE SURVIVOR''' (ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー)
 
#:軽快な[[8ビート]]の曲であり、メンバーたちは「デジタル・パンク」と呼んでいた。曲の途中に聞こえる加工された声は当時細野のマネージャーをしていた日笠雅水による「みなさんこんにちわ」「みなさんこんにちわ」「みなさんさようなら」「これが最後の放送です」と発音したものや彼女の咳、およびYMOメンバーの笑い声と咳を、壊れたヘッドホーンをマイク代わりにして口を押しつけて録音したもの<ref>{{twitter status|maaco3|53854080572981248}}</ref><ref name="maaco">{{twitter status|maaco3|53855564941369344}}</ref>。このとき坂本は日笠に「原爆が爆発して地球最後の日、放送中のアナウンサーが煙が入ってきたスタジオから冷静に最後の放送だと告げるようなイメージで」と注文している<ref name="maaco" />。ベースラインは坂本によるもの{{要出典|date=2009年5月}}。シングル「TECHNOPOLIS」のB面にも収録されている。
 
  
== スタッフ・クレジット ==
+
== 脚注 ==
=== イエロー・マジック・オーケストラ ===
+
<references />
* '''[[坂本龍一]]''' - [[キーボード (楽器)|キーボード]]、[[声|ボイス]]
 
* '''[[高橋幸宏|高橋ユキヒロ]]''' - [[ドラムセット|ドラムス]]、[[ボーカル]]
 
* '''[[細野晴臣]]''' - [[ベース (弦楽器)|ベース]]、キーボード、ボイス
 

2017年11月18日 (土) 13:11時点における最新版

Boseki ni tatazumu KMR』は、kito-mizukumi rouberのデビューアルバム。

200802boseki.jpg

タイトルの意味

「墓石に佇むKMR」?

リリース

2008年2月2日にPaPa RecordsよりCDでリリースされた。

収録曲

  1. yELLOw cLASs
  2. kAYo bi
  3. kAMi No kUZUKAGo
  4. dOKKARADEMo uTTEKOi
  5. siNCHakUMu
  6. oUt cORPs
  7. tUKiGa aKARUKUTe mODORENAi
  8. C
  9. fUNSOKU KAiTEn gOMu uDOn

クレジット

kito-mizukumi rouber

脚注